「投資って、もっと稼げるようになってからやるものじゃないの?」
「社会人1年目は貯金が先じゃないの?」
そんなふうに考えているあなたへ。
実は、**投資は「早ければ早いほど有利」**です。
社会人1年目こそ、少額から習慣的に投資を始める絶好のタイミング。
この記事では、社会人1年目が投資を始めるメリット、現実的な始め方、注意点を初心者にもわかりやすく解説します。
1. 社会人1年目に投資は早すぎる?
結論から言うと、「全く早すぎない」です。
むしろ以下のような理由で、今こそ始める価値が大きいのです。
✅ 習慣化しやすい
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収入が安定し始めたばかりの時期に、投資を生活に組み込むと“当たり前の習慣”になります。
✅ 複利の効果が最大化される
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20代からの長期投資は、30代・40代から始めるのに比べて圧倒的に有利。
✅ 少額投資でOK
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月3,000円〜5,000円からでも十分。
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貯金感覚で始められる「つみたてNISA」などが最適。
2. 社会人1年目の投資で意識すべきポイント
項目 | 内容 |
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無理しない金額 | 生活費を圧迫しない範囲(月3,000円〜) |
長期前提 | 短期売買ではなく、10年20年視点で |
自分で調べる習慣 | SNSや他人任せにしない |
3. 社会人1年目におすすめの投資スタイル
▶ ① つみたてNISA(積立型少額非課税制度)
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月100円〜スタート可能
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年間120万円まで運用益が非課税
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インデックスファンド中心で安心
おすすめファンド:
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eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
▶ ② iDeCo(個人型確定拠出年金)
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年金+節税効果が大きい
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月5,000円〜スタート可能
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原則60歳まで引き出せない=強制的に貯まる
▶ ③ 自己投資(お金より時間を使う)
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読書、資格取得、プログラミング、英語学習など
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将来の年収アップに直結する最もリターンの大きい“投資”
4. 具体的ステップ|社会人1年目の投資スタート手順
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証券口座を開設する
→ 楽天証券 or SBI証券(初心者に人気) -
NISA口座を設定する
→ 金融機関にて無料で開設可能(1人1口座まで) -
月額とファンドを決めて積立設定
→ 迷ったら「オルカン」「S&P500」から始めるのがおすすめ -
長期でコツコツ継続
→ 短期の値動きに一喜一憂せず、積立を習慣化する
5. 社会人1年目がやってはいけないNG投資
❌ SNSで流れてくる「簡単に稼げる副業」
→ 月利10%、元本保証などの甘い言葉に要注意。詐欺の可能性大
❌ 仮想通貨やFXに全額つぎ込む
→ 値動きが激しく、初心者にはリスクが高すぎる
❌ クレジットカードのリボ払いで投資資金をつくる
→ 高金利がかかり、資産形成どころではなくなる
6. 貯金と投資、どうバランスを取るべき?
状態 | 優先すべきこと |
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貯金ゼロ | まずは緊急資金(生活費3ヶ月分)を確保 |
貯金10万円〜 | 並行して少額の投資を開始可能 |
貯金50万円以上 | 投資比率を20〜30%まで引き上げてもOK |
社会人1年目こそ「お金を育てる力」を身につけよう
ポイント | 内容 |
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少額OK | 月3,000円〜始めれば十分 |
長期前提 | 複利を味方に20年スパンで考える |
正しい知識 | SNSよりも公式情報や本から学ぶ |
「投資=難しい・怖い」ではありません。
正しく学び、コツコツと続けるだけで、将来の自分が“ありがとう”と言ってくれる習慣になります。